日本三大珍味の一角をウニと争う猛者
石川県の郷土料理です。フグの卵巣には自然界の中でも毒性の著しく高い「テトロドトキシン」が含まれているのは御存知の通り。その糠漬けを食べるとはこれいかに? ここには世にも不思議な微生物マジックがあるのです。
それにしても、なぜあの猛毒が抜けるのか? 秘密は水分と糠の中の乳酸菌にあるようですがまだ未解明の部分も多いとか。2〜3年もの時間をかけて解毒され豊かな味になることを発見した古人の知恵に感嘆するのみです。日本三大珍味は「このわた」「からすみ」は定番ですが、もう一つの枠を「うに」と争っています。ただ、インパクトの点ではこれに勝るものはないでしょう。ちょっとボロっとこぼれやすいので注意して食しましょう。レモンや酢をかけるのもいいようです。
食べ方は、糠を落としてそのまま食べるか、あるいは、またオーブン等で軽く焼くのもオツです。焼いてほぐしてお茶漬けにするのもアリ。少々塩辛いのでその点だけご注意を。
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