上品で繊細な生命力の素をいただく
海鼠子(このこ)とは、文字通り海鼠(なまこ)の子。ただし卵ではなくて卵巣のことです。
生殖器なので採れる期間が限られ、2月末〜4月中旬の期間しか採れません。それも、なまこ10数kgからせいぜい100g分しかなので、とても貴重な逸品なのです。上品で優しい舌触りはこのわた以上の繊細さ。生命力の粋をいただきましょう。
生で食べるものは「生このこ」といいます。干したもの(逆三角形の形をしています)を「このこ」または「口子(くちこ)」「干口子(ほしくちこ)」と呼ぶことが多いようです。能登半島付近の名産ですが、瀬戸内海沿岸でもつくられています。
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「生このこ」はビン詰めや缶詰で売られておりそのまま食べます。「くちこ」は軽く炙って手で裂きながらいただきます。下にある他にも「このこ」を楽天市場で探したい方は、このリンクをクリックしてください。