日本三大珍味の一角におさまる海のチーズ
唐墨、鰡子、烏魚子、鱲子と、いろいろな漢字で書かれる「からすみ」。鯔(ボラ)の卵巣を塩漬けし、塩抜き後、天日干しで乾燥させたもの。日本では長崎県産のものが有名ですが、鰆(サワラ)あるいは鯖(サバ)を用いたものもあるようです。
なぜ「からすみ」と言うのかについては皆様ご存知と思いますので割愛。もともとはシルクロードを通って西洋から中国を経由して江戸時代の初期に長崎に伝えられたものなのだとか。表面は乾いていてもスライスすると中身はとろーりと濃厚なカマンベールチーズのような食感になったものが妙味です。
からすみと同様なものは外国にもあって、台湾では「烏魚子」(オーヒージー)、イタリアでは「ボッタルガ」と呼ばれているものがそれに当たります。食べ方もいろいろあって、火で炙ってからスライスして食べたり、パスタに入れて食べても美味しいのだそうです。
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貴重なものなのですが、食べるときは豪快に食べたほうがよろしいようです。そのままでも火に炙ってもお茶漬もまた良し。下にある他にも「からすみ」を楽天市場で探したい方は、このリンクをクリックしてください。